120分テープの普及は深夜放送のため?

いまはあまり使われることがありませんが、かつては録音メディアの主流といえば、カセットテープでした。カセットテープには多くの種類があります。


種類はさまざま

46分テープや、60分、90分、120分などの種類がありました。これらのテープは音楽の録音に使われていました。同じサイズの中に収納しなければいけないため、分数が多いほど、テープの厚さが薄くなります。そのため、繰り返し聴いていくとテープが切れてしまったり、擦れてしまったりといったことがあるようです。音楽を録音して繰り返し聴くには、長時間のテープは向いていないと言われています。

オールナイトニッポン対応

しかし120分テープは広く普及しています。この背景にはラジオの深夜放送を録音するのに便利だったと言われています。深夜放送は、放送時間が遅いため、録音して翌朝聴くというスタイルの人も多くいました。もちろん、毎週の放送をエアチェックするという用途にも使われました。

実は、過去に放送されたオールナイトニッポンをはじめとする深夜放送の音声データは、ラジオ局が保存しているわけではありません。スタッフが個人的に保管している場合をのぞいて、基本的には録音テープは処分されています。そのため、かつての放送を聴こうと思ったら、リスナーが録音したものしか残されていないことになります。懐かしのラジオを録音していたテープが日本に残された唯一のものということもあるかもしれません。

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