アイアイの恐怖伝説

童謡の「アイアイ」の内容は誰もが知るところでしょう。童謡ではアイアイは「おさるさん」として歌われています。アイアイは原猿ですので、見た目はサルというよりは、キツネに近いような格好をしています。


実物は見たことがない?

「アイアイ」が発表されたのは1962年のことです。いまは誰もが知る童謡ですが、意外にも歴史は戦後なのです。この曲の作詞者は、「かわいい動物の歌を作って欲しい」と発注を受けて、図鑑で見たアイアイを歌にしました。アイアイという、言葉の響きもどこか愛らしくユーモラスです。ですが、アイアイはアフリカのマダガスカルに生息する動物ですので、当時の日本には見ることはできませんでした。つまり空想上の歌として「アイアイ」は作られていたのです。

アイアイの恐怖伝説

アイアイはアフリカのマダガスカルに生息しています。さらに夜行性であり、アイアイに遭遇することはまれです。そのため、現地ではアイアイは不吉な動物として扱われていました。「アイアイを見たら死ぬ」といわれる説も存在するほどです。さらに、アイアイは人間の食べ物でもあるマンゴーやライチなどを食べてしまうため、害獣とみなされることもあったそうです。つまり、現地の人にとってみればアイアイは「かわいいおさるさん」などではなく、忌み嫌われるものであったのです。ところ変われば、文化も変わるとはよく言われたことですが、日本におけるアイアイのイメージと大きく異なることに、現地の人は驚くかもしれません。

指が長い?

さらにアイアイは、ルックスは丸い目をして大きなしっぽを持ったかわいい動物なのですが、指が特徴的です。中指だけが発達して異様に長くなっているのです。アイアイを見るだけでなく、その指で指されたら、不幸がおそいかかるといったこともいわれています。童謡のイメージとはほど遠いというのがアイアイの実情なのです。

「動物に尊敬語使ってない?」の詳細を調べる

    
コメント