あなたが歩くべき3つの理由

日本人は江戸時代には1日3万歩は歩いていたと言われます。

ところが現代人はほとんど歩きません。

「サラリーマンは地位が上がるほど歩かなくなる」

という研究結果もあります。

課長・係長クラスは1日平均7000歩、
部長クラスは1日平均5000歩、
車付きの重役は1日平均3000歩だったそうです。

歩かないと寿命が短くなる、というデータもあります。

現代人はもっと歩くべきなのは、間違いありません。

そこで本日は、現役のお医者さんが書いた
「歩くこと」を勧める書籍

『病気の9割は歩くだけで治る』
長尾和宏著(山と溪谷社)

をご紹介します。

薬物療法は食事療法と運動療法のあとに来るべき

著者であり医者でもある長尾和宏氏のクリニックには、
様々な患者さんが訪れます。

・「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」などの生活習慣病

・「うつ病」「不眠症」などの精神系の病気、

・「認知症」「がん」「ひざ痛」「腰痛」などの加齢による症状

このような患者さんに対して

「よく歩いていますか?」

と聞くと、ほとんどの患者さんが歩いていないそうです。

「よく歩いてくださいね」

「歩くだけでグングン良くなりますよ」

このように歩くことを勧めるのには、
わけがあります。

医療とは本来、「食事療法」「運動療法」が先にあり、

薬物療法は3番目であるべきだと言います。

しかし、現代では薬物療法が一番になってしまっている。

そこで長尾和宏氏は、

「薬は3つまでしか出しません」

と張り紙をして、薬を減らす努力をしました。

そして冒頭のように歩くことの大切さを
伝え続けたと言うわけです。

ライザップより、ウォーザップ!

ダイエット前にぽっこりお腹が出た人が、
さえない表情でゆっくり回転すると、
こんどは一転、自信に溢れた表情で
ダイエット後のすっきりした体で現れる。

これが「結果にコミットする」でおなじみの
ライザップのCMです。

ライザップで行っていることは、
食事制限とトレーニングの2つだけ。

この2つを徹底的に行うようです。

医者の私から見てもとてもいいなと思いますが、
費用が高いのが残念です。

マンツーマンなので仕方ないのかもしれませんが、
どうにか安くできないのか。

それを実現するのが、“ウォーザップ”こと
ウォーキングです。

歩くのにお金はかかりません。

もしかかるとすれば、普段はいている靴では
歩きづらい場合の靴代。

または旅行先や外出先で歩こうと思った場合に
荷物を入れておくためのコインロッカー代。

ジムに通うのとは違い、スポーツシューズや
スポーツウェアを買う必要もありません。

しかし、日本人はなんでもお金で解決しようとします。

患者さんに話を聞くと、月に1万~2万円を
健康食品やサプリメントにかけていると言います。

お金は必要ありません。

ただ、普段着のまま外を散歩すればいいのです。
お年寄りでも誰でもでき、何よりも続けやすい。

ぜひウォーザップでお金をかけずに健康を
手に入れてほしいと思います。

なぜ歩くことは国民運動にならないのか

歩くことは、1円もかからずにできる。

ならばもっと国が国民に対して
歩くことを勧めるべきではないのか。

メタボ対策は国を挙げて行われていますし、
腹八分目、減塩などの言葉はよく耳にします。

それなのになぜ「歩くこと」を国民運動にしないのか。

著者の長尾和宏氏は、国はいちばん大事なことは
あえて言わないものだと言います。

わかりやすい例が、禁煙です。

国は国民に禁煙を勧めているようで、
タバコを吸える年齢を引き下げて
18歳から吸えるようにしようなんて
話し合っているのです。

メタボ対策が国を挙げて行われるなら、
禁煙も同じようにされて当然なのに、です。

それなのにタバコは税収が大きいので
メスを入れないのです。

「歩くこと」も同じです。

もし本気でみなが歩くことに取り組んだら、
病院にくる患者さんが減ってしまう。

国民の健康よりも、医療界の繁栄が優先されて
しまっているのです。

自分の健康は、国やメディアの言うことだけを
聞いていても手に入りません。

何よりも敷居の低い「歩くこと」によって
健康を手に入れていきましょう。

以上、長尾和宏氏の書籍より「歩くこと」を勧める内容を
ご紹介させていただきました。

『病気の9割は歩くだけで治る』
長尾和宏著(山と溪谷社)

には、思わず歩きたくなってしまう考え方や
エピソードなどが満載の一冊。

著者独特のちょっと過激な語り口も面白く、
発売わずか10日で重版がかかり、今では累計5万部になった、
とても人気の書籍です。

若い人はもちろん、お年寄りでも十分実践可能な
「歩くこと」の本ですので、
ご両親にプレゼントされる方も多いとか。

「よし歩こう!」

という方はぜひ手に取ってみてくださいね。

    
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