出血多量の定義は?

よく不慮の事故などで被害者が出血多量で亡くなってしまったと報じられています。多量の出血というのは具体的にどのくらいの量になるのでしょうか。

少なくない?

人間の体には成人男性の場合は、通常で5リットルから6リットルほどの血液が流れていると言われています。これは理科の授業で習った通り、動脈と静脈によって循環がなされています。そのうち、大量出血をして約3分の1が失われると血圧の低下などが起こると言われています。体内に流れる血が6リットルとすると、2リットルほどですね。2リットルのペットボトルを思い浮かべていただくと、それなりの量だとわかるでしょう。さらに2分の1、体の半分の血液が失われた場合には心停止が起きてしまいます。

どのくらいなら回復可能?

出血が多量に起きた場合には輸血を行うことによって体に血液を入れることになります。これはどのくらいの量かと言えば、500ミリリットルを越えた場合に行われます。500ミリリットル以下の出血の場合は、新たに血液を増産する機能などが追いつくために輸血は必要ありませんが、それ以上の出血の場合には必要になります。

ペットボトル1本分

500ミリリットルの出血ということになれば、ペットボトル1本分ということになりますね。そうなると、少ない量でも血液は失われてしまうと、体に支障が出るということになるでしょう。それだけ体の機能は有機的に連関しているのですね。