ブラジル、なぜポルトガル語?

スペイン語は中南米地域で広く話されている言語です。国ごとに言葉が違うわけではないので、非常に便利な言語であるといえるでしょう。ですが、ブラジルだけはポルトガル語が話されています。ほかの国はスペイン語であるのに、ブラジルだけポルトガル語が公用語とされているのはなぜでしょうか。


歴史的経緯がある

もともとスペインとポルトガルは、15世紀から17世紀にかけての大航海時代に、アフリカやアジアや南米などに進出し、植民地化を行っていました。その中において両国の間で領土争いが起きないように、条約が結ばれます。それが1494年に結ばれたトルデシリャス条約です。この条約をとりまとめたのは、ローマ教皇であったアレクサンデル六世でした。スペインもポルトガルもカトリックのキリスト教圏ですから、ローマ教皇の力が絶大であったのです。

地球を二分割

条約の内容は、大西洋の上に線を引き、東側がポルトガル、西側がスペインに属するというものです。その中において、線から東側に属していた部分が現在のブラジルなのです。南米大陸のほとんどは線から、西側に属していたためスペインが植民地化をなしとげました。両国は、1529年にはアジアにおいても分割条約を結びます。アジアにおける線はニューギニア島を二分割するような形で引かれました。スペインとポルトガルが地球を二分割するように植民地化していた時代があったのです。

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