中国で99年は永遠の意味?

中国の現代史をひもとくと、清朝の時代に作られた欧米列強の租借地の期限が99年に設定されています。ずいぶんと長い期間であるようでいて、中途半端な数字という印象も受けます。なぜ100年ではないのか、という疑問もわいてきます。これにはどのような意味があるのでしょうか?


返すつもりなどない

99年というのは途方も無い年代です。人間の生産でいうならば、親子3代くらいの年代となるでしょう。日本の場合、今から99年前というと大正時代のはじめになります。太平洋戦争も遠い世代であるのに、さらにその前の世代となるとかなり遠い世代のことに思えてきます。

実は99年という数字は中国では永遠とほぼ同じ意味を持ちます。永遠である、無限であるといった意味を持ちます。それなので、99年の租借というのは、ほぼ永久に支配されるということを意味していたのです。

香港島は永久租借?

99年の期限がきたため返還された場所としては1997年の香港返還が有名でしょう。しかし99年の租借地として設定されていたのは香港の陸地側である新界と九龍地区のみでした。島となっている香港島は永久に租借するという取り決めとなっていたのです。そのため、イギリスは香港島の統治は続けるつもりでした。しかし、香港の返還交渉がはじまると、トウショウヘイが香港島を含めた一括返還を強く求めたため、現在のような形となったようです。

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