コーヒーのソーサーの意味

コーヒーや紅茶のカップには、ソーサーと呼ばれるお皿がついてきます。ソーサーには、お菓子や、スプーンがそえられていることもあります。しかし、実際には、ただの飾り物のようになっています。むしろカップだけでもいいのではと思ってしまいます。ソーサーにはどのような意味があるのでしょうか。


ソーサーには意味があった

現在は、ソーサーは、カップの下に置くためのお皿のようになっています。しかし、かつてはしっかりと意味を持つものでした。ソーサーは、カップの中身の液体を移して飲むという用途に使われていたようです。なぜ、移して飲む必要があったのでしょうか? まず、思いつくのは、熱いため冷まして飲むという用途が考えられますが、それならば、時間が経ってから飲めばいいと思えるかもしれません。

火も高級品

ソーサーにカップの液体を移していた理由として、コーヒーや紅茶が現在に比べてとても高価なものであったことが影響しているかもしれません。確かに、お湯をわかすという行為だけでも、現在のようにガスや電気があるわけではありませんから、薪などの燃料を使ってお湯をわかさなければいけません。当時は食事の度に火をおこすことからはじめていたのですから、お茶を飲むためだけに火をおこすというのは、ある意味では高い地位にいたお金持ちの人間だけに許された特権であるとも言えるでしょう。

カップの大きさにも変化

さらに、当時はコーヒーや紅茶が高級品であったので、カップは現在出回っているものよりも小さいものであったと言われています。実際、現在でも一部のコーヒーカップは、ほとんど一口で飲めてしまうような小さいものであったりします。そうしたことから、ソーサーに移して、ちびちびと飲むといったことが行われていたのかもしれません。

コーヒーや紅茶のカップについてくるソーサーはどのような意味があるのかといえば、かつてカップの中の液体を移して飲んでいたものの名残と見ることが出来るでしょう。

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