キュレーション本来の意味は?

インターネット上の情報を集めて、切り貼りするキュレーションサイトが問題となっています。言葉の書き換えや、意訳が行われていくため、伝言ゲームのようになってしまい、最後は不正確な情報がアウトプットされてしまう構造も問題だといえるでしょう。


どういう意味で使われている?

IT用語ではキュレーションは、情報を収集しまとめて、それをつなぎあわせることで新しい価値観を提示するといった意味に使われています。例えば、ブラジルの音楽が好きな人が、おすすめのCDを自分のサイトで紹介していれば、それはブラジル音楽に詳しい人によるキュレーション行為となるでしょう。そこには音楽に詳しいという前提条件が必要となります。ですが、インターネット上で行われていたキュレーション行為はそういうものではありませんでした。

学芸員の意味?

IT用語としてのキュレーションが登場するまでは、博物館や美術館で、作品を収集し展示する学芸員がキュレーターと呼ばれ、その行為がキュレーションとされていました。わかりにくい芸術作品をわかりやすく解説したり、あるいはジャンルの異なる作品のひとつのテーマで結びつけるという行為はまさにキュレーションです。ですがこれは、専門知識を前提とすることはもちろん、学芸員は大学で講義を受けて取得できる国家資格です。キュレーションは本来は専門家の仕事であることを確認すべきでしょう。

    
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