大学祭の飲酒文化は何が源流?

現在では飲酒禁止のところも増えてきましたが、10年ほど前までは各地の大学祭で飲酒が許されていました。しかし泥酔者が続出したり、酔っ払って騒いだり、救急車が出動したりといったハプニングが連続するため飲酒は規制される傾向にあります。


お馬鹿文化

大学生はヒマであるがゆえに、お馬鹿なことをする、というのがかつての主流が見られ方でした。お酒に酔って大学内の池に飛び込むといった行為が行われていました。あるいは、繁華街に繰り出して暴れるといったことも「大学生だから」といったことで甘く見られているような傾向もありました。これらは、明治から終戦まで続いた旧制高校の文化をもとにするものです。酒に酔って大声で校歌を歌い、街に出れば喧嘩をする、いわゆるバンカラのイメージです。悪しき習慣という見方もありながら「若いのだから」といった目があったことも確かです。何より当時の旧制高校生というのはエリート中のエリートであったのだから、さらに世間の甘い目が向けられていたのかもしれません。

現在では大学生は大量にいます。酒に酔って暴れるとなれば、ネットにさらされて特定されてしまう時代です。そうした時代から比べるとほんの10年前はのどかであったのだなと思われます。

エリートの理由

例えば戦前の大学生がエリートだった証として、現在の大学教員の数と戦前の大学生の数はほぼ一緒という話もあります。酒を飲みさわぐ一方で、勉強もできる人たちが集まっているのが大学という場所だったのかもしれません。

    
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