代用教員とは何か?

現在、小中学校および高校の先生になるには大学に進学し教職課程を履修しなければいけません。さらに教員の採用枠自体も減ってきているため、教員になるには狭き門といわれています。


でもしか先生の歴史

ですが、かつては学校の先生というのは、誰でもなれるものでした。言葉は悪いですがでもしか先生という言葉もあったほどです。これは先生に「でも」なるしかない、先生に「しか」なれないという人たちです。でもしか先生は教育への情熱もなくやる気もなく、なおかつ給料も低いとあって仕事そのものへもモチベーションを失っているといった状態です。ですが、近年は教員採用試験の倍率があがっていくことによってでもしか先生の姿は見えなくなりました。

代用教員?

さらに、戦前には代用教員と呼ばれる人たちがいました。主に小学校の教諭を務めていた人たちで、教員資格を持たない人たちが学校の先生をしていた時代があったのです。有名どころでは作家の坂口安吾なども代用教員のひとりでした。代用教員の学歴は現在の高校にあたる旧制中学校の卒業者や、中学卒業程度にあたる高等小学校の卒業者が務めていたこともありました。さらに、女性の代用教員も多く、高等女学校出身の代用教員もいました。いまならば中学校や高校だけを出ただけで学校の先生になることはできませんが、当時はそれでもある程度学歴のある人という扱いを受けていたのです。特に代用教員は、教員が不足していた田舎で多く存在しました。

年齢が近い?

代用教員の年齢というのは、一番若い人だと十代半ばという人たちもいました。いまならば高校生が塾講師のアルバイトをして、小学生を教えているようなものでしょうか。それでも、昔の人は今よりも精神年齢は成熟していますから、小学生の子どもを教えるくらいのことはできたのかもしれません。むしろ年齢層が近い分、お互いのことをわかりあえるということもありそうです。

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