法大学館の伝説

大学といえば、朝行って夕方には帰る場所というイメージが強くあります。もちろん理系の学科などは、研究室で泊まり込み作業をすることもあります。しかし、基本的には夜間にはロックアウトされる、というのが常識です。しかし、かつて大学は24時間365日開放されていた時代がありました。


法政の学生会館

法政大学の市ヶ谷キャンパスには、24時間365日開放されている学生会館がありました。部室棟と、ホール棟からなり、ホール棟では映画上映会やコンサートなどが行われていました。イベントがない平日でも、日中は吹奏楽の練習の音などが鳴り響き、活気のある空間でした。一方の部室棟は、壁という壁にビラが張りめぐらされており、怪しい雰囲気を醸し出していました。学生運動の影響も色濃く、政治的なスローガンが書かれていることもありました。この部室棟にはトイレはもちろん、シャワー室なども完備されており、生活に必要なものは、すべてまかなえていました。そのため、部室にそのまま住み込んでしまう人たちもいたようです。在学中の学生だけでなく、卒業して何年も経っているような人間や、時にまったく関係ない人間までいたというから驚きです。さながら香港の九龍城のようなカオスな空間です。

なんでもあり

同じような空間は法政大学ではなく、東京都内だと武蔵大学などにもありました。学生の自主管理サークル文化というものが根付いていた時代があったのです。

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