2千円札はどこへいった?

2000円札は、今から15年前の2000年の7月19日に発行されました。九州沖縄サミットの開催にあわせて発行されたもので、表には沖縄の首里城、裏には紫式部がデザインされています。しかし、2000円札の姿はあまり見ることがありません。


すでに製造中止

実は2000円札はすでに制造を中止しています。しかも制造が中止されたのは、発行からわずか3年後の2003年です。2000円札はどこへいってしまったのでしょうか? 2000円札が普及しなかった原因としては、中途半端だったというものがあるでしょう。1000円札と、5000円札を組み合わせればたいていの支払いはできてしまいます。さらに2000円札は発行量自体が少ないので、2000円札を複数組み合わせて支払いを行うということができません。例えば6000円の支払いをする場合には財布の中に2000円札が3枚なければいけませんが、そうした状況はなかなか生まれないものです。

沖縄では流通

2000円札は「日本全国でババ抜きをしている」とも揶揄されることもありましたが、実は、沖縄では他の都道府県に比べて流通しているようです。なぜならば、九州沖縄サミットにあわせて発行されたため、沖縄県が主体となって普及キャンペーンが行われたためです。さらに、沖縄では第二次大戦後から、沖縄復帰までは米ドルが使われていました。米ドルでは10ドル紙幣の上に、20ドル紙幣が存在します。20ドルと2000円札が似たようなものなので、なじみがあったということもあげられるでしょう。

2000円札は発行されてから15年が経ちますが、いまだにその姿を見ることがない珍獣のような扱いになっています。それもそのはずで、2000円札はすでに2003年には発行停止となっているのです。しかし、沖縄県ではよく流通しています。これは、米軍統治下に20ドル札が出回っていたためとも言われています。

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