駅弁大学とは何か?

駅弁大学という言葉があります。地方の国立大学を指す言葉ですが、ちょっと揶揄的な意味合いで使われることが多いようです。そもそもはどういう言葉なのでしょうか。


駅弁大学とは?

駅弁大学とは国立大学の中でも、戦後の学制改革の中で誕生した大学を指します。各都道府県に一つの大学が生まれたために、その地方の名物、風物詩的な意味合いで使われました。この言葉を作ったのは大宅壮一といわれます。大宅壮一はテレビをさして「一億総白痴化」といった言葉を使ったことでも知られるように、歯に衣着せぬ発言で知られていましたから、駅弁大学もそのようにして出来たのかもしれません。

何が駅弁大学ではないのか?

それでは駅弁大学ではない大学とはどういう大学を指すのでしょうか。まずは、戦前から存在した旧帝国大学があげられるでしょう。略称で旧帝といった呼ばれ方をすることもあります。現在の北海道大学、東北大学、東京大学、大阪大学、京都大学、名古屋大学が該当します。さらにこの帝国大学は、日本の領域であった韓国のソウルと、台湾の台北にも設置されていました。

駅弁大学の特徴は?

それでは駅弁大学にはどういった特徴があるのでしょうか。まずは、教員養成系の学部が多く設置されたことに特徴があります。その地域で活躍する学校の先生を養成するために教員養成の学部が設置されました。さらに、駅弁大学はまったく新しく設置されたわけではなく、地域に存在した既存の専門学校を昇格させる形で作られたところも多くありました。各地方には学校の先生を養成する師範学校がありましたから、それがそのまま駅弁大学の教育学部となったのです。さらに、医師養成の学校がそのまま医学部になったり、エンジニア養成の学校がそのまま工学部になったりと、スライドをするように昇格をしたことがわかります。急ごしらえの学校が駅弁大学であったと言えるでしょう。

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