はした金の「はした」って?

こんな「はした金いるか」といった言葉があります。いわば、ひとつの捨て台詞のように扱われるものであって、決して口に堂々と出すことがはばかれるものであるのは確かなものなのですが、そもそもは、はした金とはどういった意味合いを持つものなのでしょうか。なぜ、そのようなネガティブなものとして扱われるようになったのでしょうか。

はしたとは?

はした金は、漢字では「端金」もしくは「端た金」といった表記がなされます。いわば端っこのお金といった意味合いですね。端のお金というと、どういったものなのかイメージがつかみにくいかと思いますが、この文字には「中途半端」「どっちつかず」といったものとしての意味もあります。そうして見ると少しイメージがつかめてくるのではないでしょうか。

足りないお金

いわば「はした金」のはしたとはわずかな金銭、それでは足りないお金といった意味合いになるわけですね。100万円の借金があったとして、100円しか払えないということになれば、当然借金を返すことができないということになるわけですから、「はした金」ということになるわけですね。当然ながら、それを受け止める人からしてみれば怒りを持って受け止められるわけですから「こんなはした金いるか」となってしまうわけです。ごくわずかな金銭であって、それでは何の役にも立たず、解決にもならないといった場合に使われる言葉なのです。