EU拡大の歴史

イギリスがEU離脱を問う国民投票で、番狂わせの結果となる離脱を選んだことが話題となっています。EUというのはこれまで一貫して拡大を続けてきました。そこから離脱をするという事例ははじめてとなります。あらためてEU拡大の歴史をふりかえってみましょう。


はじまりは貿易協定

EUのはじまりは、戦後に西ヨーロッパで制定された貿易関税の撤廃にはじまります。小さい国がひしめきあっている地域において関税を撤廃することで、商品や人材の行き来を容易とすることが目指されました。この最終的な結果は、ユーロへの通貨統合へとつながるものです。

加盟国の推移

EUもともとの加盟国というのは、ベルギー、旧西ドイツ、フランス、イタリア、ルクセンブルグ、オランダの6カ国でした。その後、1973年にイギリスとアイルランド、デンマークの3カ国が加盟します。さらに1981年には国境を隣接しないギリシアが加盟します。さらに1986年にはイベリア半島の2カ国ポルトガルとスペインが加入します。1996年にはスカンジナビア半島の北欧2カ国、フィンランド、スウェーデンと、中欧からオーストリアが加盟します。これにより西ヨーロッパのほとんどの国が加盟したといえるでしょう。さらに2004年には旧ソ連であったバルト3国のほか東欧諸国が一斉に加盟します。これがEU拡大の象徴的な出来事といえるかもしれません。現在はトルコなどもEU加盟候補国となっています。どこまでヨーロッパなのか、という問いかけも、今回のイギリス離脱で巻き起こることになるでしょう。

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