船の紙テープなぜ?

昔の映画などを見ると、船が出発する場面で、紙テープを投げるシーンがあります。船の上に乗っている人間と、港にいる人間が紙テープの両端を持って、その距離がだんだんと伸びて行き、やがてちぎれてしまう切ない場面です。これにはどのような意味があるのでしょうか。


お別れの意味

紙テープには別れの握手という意味があります。お互いに直接ふれあうことはできないのだけれども、かろうじてテープでつながっている。その距離もやがて長くなってゆきやがては切れてしまうというものです。世界的に行われている紙テープによる別れの握手ですが、実はこれは日本人が発明したものといわれています。そう言われてみれば、確かにつながっているのだけれども、やがてちぎれてしまうというはかなさは日本的な情緒を感じないまでもありません。

船が主要な航路だった時代

現在では長距離の移動というのは、飛行機によって行われていますが、かつては船が主流でした。遠い外国へ行く航路というのは、1ヶ月に一度、ないしは数ヶ月に一度という限られた数です。一度、外国へ行ってしまったら気軽に戻ってくるということはなかなかできないものでした。それなので、別れのテープというのは、それだけお互いの距離が離れ離れになってしまうという意味合いも込められていたのでしょう。現在は船で移動をする人は少なくなり、さらに紙テープはゴミになるため禁止している港もあるといわれています。

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