学芸員資格は使える?

学芸員とは博物館や美術館で働く人たちです。学芸員は大学で所定の単位を取得するか、もしくは大学の一般教養課程を終えて、3年以上学芸員補の職にあったもの、もしくは文部科学省が実施する学芸員資格認定試験に合格したものに与えられる国家資格です。もっともオーソドックスな方法は大学で単位を取得する方法でしょう。


通信制も開講

学芸員資格は通学する大学ばかりではなく通信制の大学でも授業を開講しています。しかし、必修となっている学芸員実習を実施している大学はほとんどありません。夏などに1週間から2週間の間、博物館や美術館に行って研修を受ける必要があります。働きながら学芸員資格を取得しようとする場合には博物館実習がネックとなるでしょう。

資格はとったのだけれど…

学芸員の資格保有者は年間1万人程度誕生していると言われています。大学で単位を取得すれば取れるのですから、とりあえず持っておこうという人も多いのかもしれません。しかしながら、実際の学芸員の求人はとても少なく高倍率になっています。さらに、非常勤などの不安定な立場であることも少なくありません。専任で学芸員となれるのは年間で100以下ともいわれています。さらに、高い専門性が求められるため大学院の修士課程以上といったハードルが課せられることもあります。学芸員は資格は取ったはいいけれど、その先は狭き道というのが実情なのです。

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