学生は上京しなくなった?

一昔に比べて、学生が上京しなくなったといわれています。これは東京だけに限らず名古屋や大阪など都市部の大学に共通して言えることです。これはなぜでしょうか。


地元に大学が増えた

実は、かつてに比べて大学の数というのは格段に増えています。特に地方には私立大学が次々と新設されています。これはまったく新しい場所から作るのではなく、短期大学を改組する形で四年制大学が誕生しているといったところが多いです。東京に行くよりも、こうした大学に進学してしまえばいいということで、上京をする人が少なくなっているのかもしれません。

お金がない

大学というのはとにかくお金がかかります。さらに東京へ来るとなれば下宿代もかかります。現在は奨学金もありますが、これは借金と同様です。かつては、奨学金で学校の先生になれば返済不要という制度がありましたが、現在はなくなっています。さらに、安定した職業について昇給が保証された中で奨学金を返していくということが可能であったものの、現在は不安定な職業、非正規雇用が増えているため、奨学金の返済も困難となっています。それならば、できるだけお金のかからない方法で進学を試みるのは必然だといえるでしょう。地元の大学で実家から通うという選択肢がベターなものとして選ばれるものは必然といえるかもしれません。学生が上京しなくなった、というのは情緒のレベルの話ではないのです。

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