「猫の手も借りたい」は失礼?

ことわざで「猫の手も借りたい」というものがあります。これは本来どのような意味を持つのでしょうか。


ねずみを捕る

猫の手も借りたいは、人手が足りなくて、猫の手でもいいから借りたいというものの例えになります。しかし、猫の手は人間の手とは異なります。猫の手がすることといえば、ネズミを捕るくらいしかありません。ですから、当然ながら猫の手は借りられません。さらに猫の手は借りたとしても、大して役に立つことはないといった意味も含んでいます。そのため、言葉の使い方には注意する必要があるといえるでしょう。

ものの例え

猫の手も借りたいはものの例えだといえます。しかし、忙しいからといって、人間に対して使うべき言葉ではないといわれています。「猫の手も借りたいくらいなのでちょっと手伝ってくれませんか」というのは、失礼にあたるので注意が必要です。

ほかの言い方は?

猫の手も借りたいは、ほかにはどのような言葉に言い換えられるでしょうか。「盆と正月が一緒に来たような」という物言いは、これに近いといえるでしょう。さらに「犬の手を人間にしたい」という物言いもあるようです。いずれにせよ、とても忙しいことをあらわす言葉として使われてきたことは確かです。

    
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