香港マカオは国際線?

中国には、香港とマカオという2つの特別行政区があります。香港はもともとイギリスの植民地であり、1997年に中国に返還されました。マカオは、もともとポルトガルの植民地であり、香港に続いて1999年に中国に返還されています。香港とマカオの2つの地域は返還後は、特別行政区として、これまで通り中国本土とは違う扱いを受けています。


国内線? 国際線?

そこで気になるのは、香港とマカオに行く飛行機は国内線なのか、国際線なのかという扱いでしょう。日本から行く場合は当然国際線扱いとなります。しかし、中国国内から香港マカオへ行く場合はどういった扱いになるのでしょうか? 実は、返還から20年近くたった現在でも、香港とマカオへ行く飛行機は国際線扱いとなっています。上海の空港には、「香港マカオ台湾は国際線です」という大きなただし書きが中国語で記されています。やはり、勘違いしてしまう人がいるのかもしれません。実際、中国政府の主張としては香港マカオはもとより台湾もひとつの国家なわけですから、政治的な主張と経済的な区分けが異なる状態となっています。

パスポート審査は?

さらに、現在は香港とマカオに入国する際には、入国スタンプが押されません。もちろん、パスポートはスキャンされているので、入国の記録は残っています。しかし、パスポートの上に記録は残りません。これは、香港マカオが中国本土と同化しつつあると見ることができるかもしれません。さらに、中国の航空会社で上海から香港まで移動した際には、ビールを置いていませんでした。このサービスも国内線に準じています。

香港とマカオは中国国内において、一国二制度のもとで、特別行政区としての扱いを受けています。飛行機の扱いも、中国国内から飛ぶ場合、香港とマカオは国際線扱いとなっています。それでも、入国時にはパスポートにスタンプを押されないなど、中国本土と同化しつつあるような動きが見られます。

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