ハンガリー人も蒙古斑

東ヨーロッパの国のひとつであるハンガリー人には、蒙古斑のある子どもが生まれることがあるそうです。


アジア特有の現象

蒙古斑とは幼児のおしりに現れる青と灰色が混ざったような紋様です。通常は成長するにつれて自然に消滅します。蒙古斑は、モンゴロイドに特有の現象といわれています。中国人はもちろん、日本人や、フィリピン人などにも出現するといわれています。

イヌイットにも

さらに、北アメリカ大陸の極地に暮らすイヌイットにも蒙古斑が出現するといわれています。彼らはもともとアジア大陸から、北上し、ベーリング海峡を渡って、現在の場所に住み着いたといわれています。もともとは、モンゴロイドであるため、蒙古斑が現れるのでしょう。

ハンガリー人に出現?

ですが蒙古斑が現れるのはモンゴロイドなどのアジア人ばかりではありません。ハンガリー人にも蒙古斑を持った子どもが生まれることがあります。これはなぜかといえば、世界史をさかのぼる必要があります。モンゴル帝国はチンギスハンによって11世紀はじめに成立した遊牧国家です。この国は最初はモンゴルからはじまり、どんどんと支配範囲を広げてゆきます。最大時には中国の全域はもちろん、現在の中央アジア一帯から、西アジア一帯、さらにヨーロッパの一部までをも支配下に置きました。その際、最大進出した範囲がハンガリーであったため、その頃に、ハンガリー人とモンゴル人の血がまじわっており、現在も、ごくたまに蒙古斑を持った子どもが産まれると言われています。

インド・ヨーロッパ語族にも?

ハンガリー語を含む、インド・ヨーロッパ語族を話す地域の中では、最大で10%ほど、蒙古斑を持った子どもが生まれるそうです。モンゴル帝国の支配地域とも重なる部分もありますので、ハンガリー人だけではなく、ほかの国や地域でも蒙古斑の持ち主がいるのかもしれません。

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