委任と請負の違いって?

仕事を誰かに頼む場合、委任と請負という形態があります。両者は同じようでいて、実はかなり概念が異なります。委任と請負の違いとは何でしょうか?


委任と請負の違い

委任と請負の違いは、何でしょうか。委任契約は、目的の達成が目的ではなく、その目的に向かって作業を行うことを目的としています。一方の請負契約は、目的の達成が求められます。

例えばある商品を開発して売ることになりました。その場合、第三者に営業を代行してもらうことになったとしましょう。委任契約を結ぶ場合は「売ろうとしたけれども結局売れなかった」という場合にも、相手にお金を払わないといけません。一方で、請負契約は、商品を売ることによって目的を達成するという契約ですから、商品が売れたことによって相手に払うべきお金が発生することになります。

これはあらゆる場面に相当します。例えば大工さんに家を建ててもらうとしましょう。その場合は当然請負契約となります。家を半分までしか建てずに終わったとしたら、その家には入ることができません。けれども半分だけお金を払うということはまずありません。

一方で委任契約はどういう仕事が該当するでしょうか? テレフォンアポイントメントの営業などが該当するかもしれません。電話を大量の人間にかけて、契約しなければお金にならないとなれば請負契約となりますが、それでは割にあいません。時給いくらというところが多いのではないでしょうか。これは委任契約をしているということになります。

契約を受ける側は?

請負か委任かというのは、契約する側にとっても確認しておくべき内容でしょう。そうでないと、これは請負契約なので途中までのお金は払わないという風になってしまうからです。契約書によっては委任か請負かをはっきりと書いていない、場合によっては口約束によって契約書も交わしていないというところもあります。委任か請負かはしっかりと確認するべきでしょう。

契約には委任と請負の2つの形態があります。委任は仕事の達成に至る過程でもお金が発生します。請負は仕事の達成をもってはじめてお金が発生します。大きな違いですので注意すべきです。

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