犬はなぜ舌を出す?

犬が暑い時などは、はあはあ言いながら舌を出していることがあります。暑くなくても、つねに舌を出している姿を見たこともあるでしょう。人間の価値観に置き換えた場合、舌を出すという行為はどこか情けないような印象も受けます。ですが犬にとって舌を出す行為はとても重要なのです。


体温調節のため

犬が舌を出す理由は体温を調整するためです。人間は体温調整はどのようにして行われているでしょうか。皮膚にある毛穴の開け閉めによって体温調節を行っています。暑いときは毛穴をあけて、そこから汗を出すことによって体温を調整します。寒いときは逆に毛穴がしまることで体温を保存しようとします。これは自分の意志とは無関係に、体が恒常性を保つために行っているものです。

犬も汗をかく?

では犬というのはどのように体温調整を行っているのかといえば、人間の肌についている汗腺が舌にしかそなわっていません。そのため、はあはあとしているのは体温調整のためなのです。犬というのは毛むくじゃらですから、当然人間以上に暑いはずです。犬というのは実は暑さがとても苦手な生き物なのです。

のびているのもそのせい?

東南アジアなどに行くと、犬が暑さにやられっぱなしになっている姿を目にすることもあります。体を全身にひろげて、ぐにゃりとのびるように腹ばいになっている姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。これは日本においても暑いときはそうなっていますね。これもなんとか体温を調整しようとする工夫なのです。それでも、はたから見ているとなんとも情けない姿に映ってしまうのが悩みどころではありますね。

毛も生え変わる?

さらに犬は毛むくじゃらなのは一年中ですが、毛の長さや太さなどは微妙にかわっています。当然冬の方が毛の量が多くなるのですが、室内で飼われている犬の場合は、そうした本能が失われてしまい、一年中毛が生え変わるということもあるようです。

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