純文学作家は食えない?

第155回の芥川賞が発表されました。村田早耶香さんの「コンビニ人間」が受賞しました。これは、コンビニでアルバイトをする30代の独身女性の姿を描いたものです。作者の村田さん自身もコンビニでアルバイトをしており、選考会の当日もシフトに入っていたそうです。


純文学作家は食えない?

芥川賞を受賞するような人が、コンビニでアルバイトをしていることに驚いた人も多いでしょう。ですが、これは作家、特に村田さんが書いている純文学の世界では当たり前ともいえるものです。

印税収入はいくら?

作家の収入というのは、雑誌に原稿が載ることによる原稿料、さらにエッセイや対談などの小説以外の文章仕事での原稿料、そして講演会などの謝礼などが該当するでしょう。さらに、書籍化がなされた時の印税収入もあります。ですが印税の金額というのは、定価の10%です。定価1500円の本が一冊売れたとするならば150円が作者に入る計算になります。純文学の書籍の部数は、大体は初版は3000部程度です。そうなると単純計算でも45万円にしかなりません。1年に3冊本が出せたとしても、印税収入は150万円ほどにしかならないのです。こうしてみると純文学作家がいかに食えないかがわかるというものでしょう。

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