架空の日本、JR樺太の世界

架空地図というジャンルがあります。存在しない街の地図を作り、その中で発展をさせていくというものです。自然現象による街の発展だけでなく、その後の都市開発の流れなどを追って記述してゆきます。現在は手書きの地図だけでなく、地図作成のグラフィックソフトも発達しているため、そうした地図を作り上げていくことができるのです。


樺太を作り上げる

そんな架空地図サイトの一つに「樺太旅客鉄道株式会社/樺太庁陸地測量部」があります。これは、1945年の敗戦まで日本の領土であった、北緯50度より南の樺太南部が、現在も日本の領土であったとしたらどういう発展を遂げたかというものを、鉄道路線を中心に作り上げたものです。
北海道と樺太の間には、海底トンネルが通っており、宗谷海峡線が運行されています。宗谷海峡線には、札幌、上野発の夜行列車が運行されており、さらに国境を越えて、樺太北部まで向かう国際列車も存在します。各列車の編成や時刻表など周辺の資料も充実しています。

温泉も湧く

さらに樺太各地に湧いている温泉地も観光地として発達しています。日本とロシア、旧ソ連の間に国際列車が走っているくらいですから、冷戦構造下の東西対立構造はないというのがこの架空地図の設定なのでしょう。現実に準拠するのではなく、まったく違う世界を作り上げるというのも架空地図の魅力です。

「札幌吉本とは何か」の詳細を調べる

    
コメント