倍率3000倍の科挙ってなんだ?

中国にはかつて科挙と呼ばれる試験が存在していました。科挙は中国の官僚の登用試験です。これは日本で言えば、センター入試や大学入試、あるいは就職試験をセットにしたようなものであるといえます。科挙の倍率は時に3000倍に達することもあったようです。さらに科挙に合格できずに、失望して自殺する者も現れました。それほど壮絶な科挙とはどのような試験だったのでしょうか?


科挙に至るには

まず科挙を受けるためには、国立学校の学生になる必要がありました。この学校に入るための試験も科挙のひとつでした。この試験は三段階の試験がありました。次に、学校を卒業すると次の段階の科挙を受けることになります。この試験は3年に1度しか行われないので、すべってしまうと事実上3年間は浪人ということになってしまいます。

システムは多い

科挙は時代ごとに多くのシステムの改変が行われてきました。しかしいずれも、多くの勉強を必要とし高い競争倍率が続いていました。科挙は中国本土だけでなく、属国的な立場であった朝鮮半島やベトナムなどでも行われていました。中国で科挙が廃止されたのは清朝末期の1905年です。しかし、ベトナムでは1919年まで存続した記録が残っています。さらに日本においても、平安時代から江戸時代まで科挙は続いていました。しかし、他の国と違って、あまり影響力は大きくなかったようです。

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