交通困難地とは何か?

郵便局は、日本全国どこへでも一律の料金で郵便物を届けてくれます。住所が多少アバウトにかかれていたり、あるいは路上などに住んでいるホームレスの人たちのところへも、条件が整えば届けてくれます。ですが、最初から郵便物が届けられないとされている場所があります。それが交通困難地です。


法律に定められている

交通困難地は、日本郵便株式会社が内国郵便約款79条に定められています。交通が困難であり、経営上届けることが困難な場所があらかじめ指定されているのです。ですが、それらの地域はまったく無人というわけではありません。ですが、郵便物は届けられないということになっているのです。

どんな場所?

交通困難地はどんな場所かといえば、本土から遠く離れた離島などがあげられます。実際、東京都小笠原村に属する、硫黄島と南鳥島は交通困難地に指定されています。これら2つの島は一般人の上陸が厳しく制限されています。

国内にも

ですが、交通困難地は離島ばかりではありません。国内においてもいくつかの場所が交通困難地に指定されています。北海道の知床岬は交通困難地となっています。知床岬は半島を一周する道路がいまだ存在しないため、半島の先端へ行くには船で行くか、山道を歩いて行くしかありません。栃木県の那須にある、三斗小屋温泉も交通困難地となっています。この温泉は、山道を2時間歩いていかないとたどり着けない温泉です。夏場に限って温泉旅館が開いています。ですが、郵便物は届けられません。ほかにも、東京都の山奥にある雲取山や、長野県の駒ケ岳など、登山客などが利用する山小屋へも郵便物は届きません。

富士山は例外

ですが、日本一高い山である富士山は、すべての山小屋に郵便物が届きます。ということは、郵便局員がそこへやって来るということになりますので逆に山小屋から郵便を出すこともできます。富士山頂にある富士山郵便局は、日本で一番高い場所にある郵便局として知られています。

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