名誉白人とは何か?

名誉白人という言葉があります。この言葉は、名前の通り名誉があるわけではありません。むしろ、歴史においては負の側面を背負った言葉であるといえるでしょう。


人種差別政策の歴史

アフリカ大陸の南端にある、南アフリカ共和国では、アパルトヘイトと呼ばれる人種隔離政策が行われてきました。これは、同国内に存在する人種を、白人をもっとも優位に起き、インド系の住民を二番目、黒人を三番目としてとりあつかうものです。これは、南アフリカの国内において黒人の数が圧倒的に多いため、白人が自分たちの立場を優位にすすめるために行われてきたものです。

日本人は差別されない?

アパルトヘイト政策においては黒人も黄色人種も、色のついた人種として差別の対象でした。ですが、日本は南アフリカに対して経済支援を行ってきたので、特別扱いを受けていました。黄色人種でありながら、白人と同等に扱うということで、名誉白人と呼ばれていたのです。同じく、当時、国際的に孤立していた南アフリカと国交を持っていた台湾(中華民国)の住民も名誉白人の扱いを受けていました。期せずして、日本と台湾という2つの国がアジアの中で名誉白人とされていたのです。

いつまで続いた?

このアパルトヘイト政策は、おどろくべきことに、1994年まで制度上は続いていました。まさに現代史の汚点というべき政策ではあるでしょう。

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