昔の就活はどうしてた?

現在、就職活動といえばもっぱらインターネット上で展開するものというイメージがあります。100社に落ちたという話も、実際は、ネット上の就活サイトで、エントリをしただけという話だったりすることもあります。


昔の就活は?

それではインターネットのない時代、就職活動はどのようにして行われていたのでしょうか。まず存在したのは学校推薦です。いまやすっかり存在意義が薄れてしまっている大学の就職課ですが、昔はそれなりに役立つ場所でした。大学の掲示板に貼りだされた求人情報を見た学生が、就職課を経由して面接を受けに行くというものです。いまからすれば牧歌的な時代だったといえるでしょう。

コネを探す

さらに、大学教授や親や親戚などのコネを頼って就職を企てるといったことも行われていました。いわゆるコネ入社ですが、金や権力にものをいわせて就職をするといったものではありませんでした。むしろ、本人の身分保証的なコネクションであるといえるでしょう。実際に、昔の会社の応募書類には、親族以外の身元保証人を書く欄があったり、会社によってはその会社に務める人間の保証が必要なところがありました。ひとつの会社という枠を飛び越えて、どこかの村社会のような存在だったといえるでしょう。

カタログで請求

さらに、プレネット時代といえる80年代から90年代の就職活動では、カタログを見て会社の資料を請求していました。電話帳のように厚い会社カタログが、就職シーズンになるとどこからともなく送られてくるということがありました。そこで大学名ごとに、返信をしたりしなかったり、あるいは特定の大学を対象にセミナーと称した特別な説明会を行うといったことが行われていました。当時は大学4年の10月1日にならないと就職活動は解禁してはいけないというルールがありましたが、もちろんこれは建前です。さまざまな手段により、すでに学生を確保している大企業がほとんどでした。

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