昔の東京、テレビ塔乱立?

現在、テレビ局やラジオ局の電波は、押上にある東京スカイツリーから発信されています。その前は、港区芝にある東京タワーから発信されていました。東京タワーが作られるのは、昭和33年、1958年のことです。以来、東京のほぼ中心地にあるということもあってか、東京タワーは東京のシンボルのようになっていました。しかし、東京タワーができる前は電波はどのように送られていたのでしょうか?


各局が独自の電波塔を設置

東京タワーが開業する前は、テレビ局各局は独自に電波塔を設置していました。最初の放送局であるNHKは、ラジオは港区の愛宕山、テレビは千代田区の紀尾井町に設置した電波塔から発信していました。紀尾井町の電波塔の高さは80メートルほどだったといわれています。東京タワーの3分の1、東京スカイツリーならば6分の1の高さです。

民間放送局は?

NHKにつづいて民間放送局も開局をはじめます。民放第一号としてオープンした日本テレビは、1953年に放送を開始します。その時、テレビ塔は、麹町の自社社屋の屋上に設置されます。テレビ塔の高さは154メートルありました。

さらにのちに、港区の愛宕山には、東京放送、いまのTBSテレビの電波塔も設置されます。こちらも150メートルほどの高さがあったといわれています。東京タワーができる前の東京都心には、100メートルクラスの電波塔が3つも立っていたことになります。

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