なぜ狐は人を化かす?

人を化かす動物としてキツネとタヌキがいます。なぜ数ある動物の中で、この2つが人を化かす動物となったのでしょうか。


もともと中国伝来

キツネやタヌキが人を化かすという伝説はもともと中国から伝来したものです。中国ではキツネのことを狐狸(こり)と書きます。中国ではこのフレーズがキツネを意味します。

仏教の伝え

キツネがタヌキが人に化けて悪さをするという言い伝えは、仏教の中によって広まったといわれています。ですが、キツネやタヌキがもともと悪者であったわけではありません。キツネやタヌキが悪さをするという伝説は、中国から仏教伝来とともに伝わってきました。それまで日本においてキツネは、神様の使いという扱いを受けていたこともあります。それが、一気に悪者になってしまったわけですから、キツネにとってみればとんだとばっちりであったともいえるでしょう。

伝染病をもたらす?

さらにキツネというのはネズミを食べてくれるため、作物を守ってくれる益獣という扱いも受けていました。ですが、エキノコックスなどで知られるように、伝染病を媒介することもありました。いいこともするが、悪い面もあるという両面性が、キツネを摩訶不思議な存在となり、それが仏教伝来とともに、人を化かすような存在として扱われるようになっていったのかもしれません。

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