脳には痛みがない?

体の各所はなんらかの異常や外傷が生ずると痛みを感じるように設計されています。ただし、脳だけは痛みを感じないと言われています。脳の手術をする際、脳そのものを扱う際には、麻酔の必要はないのかと思うかもしれません。


それでも必要?

脳自体は痛みを感じませんが、脳を取り巻くくも膜や神経や血管などは痛みを感じます。そのため、脳の手術の際に、麻酔がまったく必要ないかといえばそうではありません。さらに、頭を開く時にも当然痛みが生じますので麻酔は必要でしょう。ただし、手術は全身麻酔で行う必要はありません。場合によっては意識がはっきりとしたままで、手術を行うことも可能です。手術中に会話も可能です。過去には手術中にバイオリンを演奏したなんて話もあるほどです。

ならば頭痛は?

脳が痛みを感じないのならば頭痛は起きないと思うかもしれません。頭痛の原因は血流によって起きます。血流の中でできた血栓が、脳の血管につまることによって、痛みを生じています。つまり、頭痛は脳が傷んでいるのではなく、脳をとりまいている血管から痛みが来ているのです。

脳腫瘍は?

脳に痛みがないとすれば脳腫瘍の痛みはどのような原因で起こるのでしょうか。この際も脳腫瘍が脳の健康な組織を圧迫しても痛みが起きることがありません。やはり、血管や神経が圧迫されることによって痛みにつながっているのです。

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