驚くべきクイズ研究会とは?

80年代から90年代にかけて、各大学には多くのクイズ研究会が存在しました。クイズ研究会の人間は、クイズブームで林立した各局のクイズ番組に続々と出場します。代表的な番組は日本テレビの「アメリカ横断ウルトラクイズ」、フジテレビの「1億2千万人のクイズ王決定戦」などがあげられるでしょう。


問題を先読み

クイズ研究会の驚くべきところは、番組の手の内を知っているかのように研究を重ねているということです。ひっかけ問題や、週刊誌や新聞などの記事をもとにしたクイズなどは、すべて先読みがされています。クイズ研究会のメンバーがそれぞれに得意分野を割り振って、勉強するといったことも行われていました。

プロも輩出

さらにクイズ番組が多くできるにしたがって、クイズ問題を作成するスタッフの人手不足も問題となりました。そうしたなかで、大学のクイズ研究会の出身者が、クイズの構成作家として番組に参加するという現象も起こります。クイズ研究会出身者が作る問題が、クイズ番組で作られるようになるのです。

視聴者参加型のクイズ番組というのは、クイズ研究会出身者のような、プロフェッショナルに近いアマチュア、つまりセミプロ同士の争いでなかなか見られない人間ドラマが生まれるのが醍醐味です。しかし、クイズ研究会出身者で埋められてしまうことは、番組の魅力を削ぐことになります。実際、福留功男が「アメリカ横断ウルトラクイズ」の総合司会を降りた理由にはそうした事情があるようです。

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