大垣夜行とは何か?

かつて東海道本線には大垣夜行とよばれる夜行普通列車が運行されていました。現在は「ムーンライトながら」と名前をかえて、全車指定席の普通列車となっています。指定券を買わなければいけませんが、青春18きっぷも使えるお得な列車です。ですが、予約は瞬時に埋まってしまうので、かなりのレアチケットとなっています。一方の大垣夜行は普通列車で指定席もない自由席でした。そのため、乗車する何時間も前からホームで並ばなければいけませんでした。


大垣夜行の歴史

大垣夜行が生まれる前には、九州の門司まで行く普通列車が運行されていました。終戦後すぐのことです。列車に乗ってしまえば、とにかく目的地まで着く便利なものでした。その後、姫路、大阪と区間が短縮され、1969年、昭和44年には大垣行となります。なぜ終点が大垣だったのかといえば、大垣に列車の車両基地があり、運行に好都合なためといわれています。

ほかの利用法は?

大垣夜行には東京と名古屋、関西方面を結ぶだけではなく、ユニークな利用法もあったようです。静岡方面から新幹線通勤をしている人間が、最終列車として利用することもありました。さらに、神奈川県の小田原あたりまで行こうとしたら寝過ごしてしまい気づけば名古屋だったといったこともあったようです。長距離を運行するがゆえに起こりえるエピソードでしょう。

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