滋賀か近江か旧国名とは?

琵琶湖をかかえる滋賀県で近江県に変更す提案が県議会で出たことが話題となっています。近江は、滋賀県の地域の旧国名として知られるものです。旧国名とは明治時代の以前に使われていたものです。


今より多い

現在の都道府県の数は47ですが、旧国名は、はるかに多いものでした。明治初期の時点では、旧国名の数は84(沖縄をのぞく)でした。その後の廃藩置県で複数の旧国名が1つの県になるパターンがあります。例えば現在の千葉県は下総国、上総国、安房国の3カ国から成り立っています。さらに下総国の一部は現在の茨城県とも重複します。しかし、一部の県は旧国名がそのまま新しい県となったものがあります。滋賀県もそのひとつで、近江国がそのまま滋賀県となりました。

県よりも国名

旧国名が新県名となった場所は、関東地方では上野国が群馬県、下野国が栃木県になっています。さらに中部地方では甲斐国が山梨県に、信濃国が長野県に越中国が富山県になっています。さらに近畿地方では大和国が奈良県、四国では阿波国が徳島県、伊予国が愛媛県、土佐国が高知県、九州では肥後国が熊本県、日向国が宮崎県となっています。いずれも、県名よりも旧国名の方がなじみ深いものではないでしょうか。かつては田中康夫が長野県知事を務めていた時には、長野県を信州県にあらためようと提言したことも話題となりました。

変更は有効か?

果たして県名をいきなり変えることは有効なのでしょうか。やはりさまざまな点で混乱が予想されます。鉄道の駅名のように、副題をつけておくというのがちょうどいいのかもしれません。

滋賀県を近江県に変えようという動きが見られました。日本には旧国名というものがあり、明治時代まで使われていました。旧国名がそのまま新県名となった地域もあり、旧国名の方になじみがあるという人も多くいます。しかし実際に変えるとなればさまざまな混乱も予想されます。

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