電話の発明者は?

電話の発明者は誰かと言われれば、よく知られている話としてエジソンではなくベルというものがあるでしょう。もともとエジソンは発明王というよりは、近しい発明をした人がいて、裁判となり弁護団が最強であったため辛くも勝利したとも言われていますね。ですが、そうした逸話とは別に電話の発明に関しては第三の人物もいるのです。

最初の発明者は?

ベルが電話の特許を申請してから、わずか2時間後に特許を申請したとされる人がいます。それがイライシャ・グレイなる人物です。実は彼は、ベルよりも早く電話の設計図まで作っていたそうです。

もうひとりの人物も?

さらには電話の発明に関してはもうひとりの人物がいます。そちらがアントニオ・メウィッチです。電話の発明にはエジソン、ベル、グレイ、メウッチの四名がいることになりますね。なぜこれだけの人物が競合するのでしょうか。

同じようなことを?

ここから導き出されるのは、ある技術が可能になった時に、まったく新しい発見といったものは実はなく、同じようなことを考えている人は少なからずいるということでしょう。この論争においては、確実に言えるのが米国特許商標庁 (USPTO) に最初に特許を申請したのがベルということですね。しかしながら、ベルはこの電話の発明を、会社にプレゼンして売ろうとしたところ誰にも相手にされなさかったそうです。それだけ具体的な技術ではなく、抽象的な発明の概念の議論の段階にとどまっていたとも言えるかもしれません。しかしながら、最初からすぐに実用化ができてしまえば、こうした発明に関する努力なども不要となってしまうわけですから、やはり世の中が発展していくにあたっては、試行錯誤の段階というものは必要だと言えるでしょうね。それは今の世の中においても変わらないことでもありますから、自分の考えやアイデアが世の中に受け入れられないと嘆く人も、それは杞憂に終わる可能性もあるのです。