ポエム化する社会とは何か?

コラムニストの小田嶋隆さんが「ポエムに万歳!」という本を書いています。これは、最近ちまたで言われているポエム化現象についての雑感を綴ったものです。そこではポエムについての見事なフレーズがあります。


ポエムは整合性がない

小田嶋さんの本ではポエムは論理的ではないと記されています。小学校の国語の授業で詩、つまりポエムを書かせると成績の良い子よりも悪い子の方が、ポエムっぽいポエムと書くと言われています。

つまり、成績の良い子ならば、整合性をつけようとするので、ポエムっぽい文章は書きにくい。ポエムは、言葉の脈略がつながっていなくても、具体性を欠いているものでも成立するのです。

ポエムの役割

総じてポエムは、論理的ではないが、なんとなく成立しているように見える文章となります。これが世の中でどういう場面で使われるかといえば、何かやましいことがあるけれど、ごまかしたいときに使う表現ということになります。

例えばブラック企業の仕事内容を「やりがいのある仕事」「クリエイティブな仕事」と記す時、やりがいやクリエイティブといったフレーズがポエムなのです。

お笑い芸人でありながら多くのコラムを記すマキタスポーツさんが「すべてのJポップはパクリである」で記した、ビジュアル系言い換えを記してします。そこではバイトを「さだめられた時間(とき)」としていくものですが、これもポエム的と言えるかもしれません。

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