ランドセルはオランダ語?

日本語の中には外来語がそのまま定着したものがあります。さらに外国語といっても英語ではなく、オランダ語やポルトガル語に語源をもつものがあります。そこには日本の歴史が関わっています。


日本史のおさらい

日本の歴史においてまず登場する外国は、アメリカでもイギリスでもなく、スペインとポルトガルでした。大航海時代に、この2つの国がアジアへやってきたのです。その中で、キリスト教の宣教師もやってきました。フランシスコ・ザビエルなどは日本史の教科書でもよく知られていますが、彼はポルトガル人でした。まず、日本にはポルトガル語やスペイン語が外来語として入ってきたのです。タバコ、オルガン、カステラ、ラッパのほか、キリシタンといった今でも使われる言葉はすべてポルトガル語由来です。

オランダ語の時代

さらに江戸時代に入ると日本は鎖国政策をはじめます。この時、貿易が許されたのはオランダと中国でした。そこで、ヨーロッパの学問や知識などはすべてオランダ経由で伝わったのです。その中でいくつかの言葉が、日本語として定着するようになります。ランドセルはオランダ語で背負カバンを意味するランセルがなまったものです。レンズ、ペンキ、オルゴールといった言葉はオランダ語由来です。

    
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