「寮雨」とは何か?

かつて日本の大学には、寮文化というものがありました。大学のすぐそば、もしくは敷地内に寮が設立され、学生たちが集団生活をしていたのです。寮のメリットは、格安の費用で入居できるため経済的に苦しい学生を助けることになり、さらに集団生活の中で、協調性を養うといったことがあげられます。


駒場寮

伝統的な寮の一つが東京大学駒場寮でした。東京大学といっても、文京区本郷ではなく、目黒区駒場キャンパスの中に存在していたのが駒場寮です。2001年まで存在しました。東大駒場寮では政治家や、実業家など多くの東大OBが入居していたことで知られます。ホリエモンこと堀江貴文もその一人です。

寮雨とは?

そんな東大駒場寮の生活の様子を記したルポルタージュが松本博文の「東大駒場寮物語」(角川書店)です。自身の実体験とともに、OBたちの綴った文献資料や、駒場寮に残された資料をてらしあわせて、大学の寮文化と、駒場寮文化を浮き彫りにしたものです。駒場寮の名物のひとつに「寮雨」というものがありました。りょううと読みます。汚い話ですが、これはトイレの場所が遠い、めんどうくさいという理由で部屋の窓から直接、おしっこをする行為をいいます。寮雨がよく行われていたので、一階の住人は決して窓を開けなかったそうです。ちょっときたないですが、豪傑さを感じ取れるエピソードです。

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