鮭はなぜ河に戻れる?

いまの季節、地方の河川では、鮭の里帰りが行われます。鮭は稚魚として放流され、何年かかかって、元の河へ戻ってきます。河を戻ってきた鮭は体がボロボロです。最後に、産卵をして死にいたります。生まれ育った場所に戻ってきて死ぬのが鮭なのです。


なぜ戻ってくる?

そこで気になるのは鮭はなぜ戻ってこられるのでしょうか? 河を下り、海に出たあとは、あちこちの広い範囲を泳ぎまわっています。その間に、もともと生まれ育った河を覚えているということはあるのでしょうか? 鮭は地図が読めません。なぜ、しっかりと河を覚えているのでしょうか?

実はよくわかっていない

鮭が元の河に戻ってくるメカニズムは実は現在までよくわかっていません。いろいろな説があるのですが、もっとも有力なのが、河のにおいです。稚魚として放流された時に河のにおいを覚えており、戻ってくるというものです。しかし河のにおいが海にとけこむといっても、河口を離れれば、もう特定はできないのではないでしょうか。実は、鮭の頭には、磁力を感じ取る器官が存在しており、おおよその場所を把握しているといわれています。河の付近までもどってくると、においをかぎとって河を特定し戻るといわれています。つまり、磁力による場所と方角の特定と、においという2つの要素でもって、鮭は生まれ育った河に戻ってくると言われています。

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