桜はなぜぱっと散るのか?

3月に入り、日本列島の各地からは桜のたよりが聞こえてきます。桜は、一度咲いてしまうと、あっという間に満開を迎え、そしてぱっと散ってしまいます。その間に、雨や風が吹いてしまうとさらに散ってしまうまでの時間が短くなります。そもそも桜はなぜぱっと散るような、はかない花なのでしょうか?


品種改良を重ねられた

桜というのは自然由来のものではなく人工的に品種改良が重ねられたものであると言われています。その中で、ぱっと咲いてぱっと散るような姿も作り出されてきたとも言われています。この桜の短さというのは、日本人の精神性を表すものでした。それは、いさぎよさの象徴のようなものとして扱われ、戦争に若者が駆り出される象徴としても扱われることがあったようです。

縁起担ぎ?

そのため、桜は日本を象徴する花ではありますが、家紋などに使うと「家が長続きしない」として縁起担ぎの対象としては避けられるようなこともあったようです。「桜散る」というフレーズも、大学受験や就職試験など人生の重要な場面において失敗をした時に使われる表現でもあります。

このように桜は、寒くて長い冬が終わりやっと春が来たという開放感とともに、切ないもの、寂しいものの象徴としても扱われているのです。この多様性というべきものが桜の魅力であり、日本的な心象風景を現しているのかもしれません。

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