サロン、本来の意味は?

インターネット上で、オンラインサロンが多く設置されています。著名人とオンライン上で交流ができるほか、オフ会なども設定されています。基本的には有料で提供されているところがほとんどであり、いわば会員を集めるシステムであると言えるでしょう。このサロンという言葉は昔からあります。本来はどういう意味で使われていたのでしょうか。

フランス語に由来

サロンとはもともとフランス語で応接室などを意味する言葉になっています。貴族の邸宅などに人が集まって、さまざまな交流をしていたことから、その文化がサロンと呼ばれていました。サロンで交わされる会話は実務的なものというよりは、知的な会話、ムダな会話といったものが多かったようです。しかしながら、そうした余裕の中から文化が生じていったと言えるでしょう。

芸術に関する会話も

さらにサロンでは、芸術、アートに関する会話も交わされていました。芸術家のスポンサーのことをパトロンといいますが、こちらも広い意味ではサロン文化に含まれるものでしょう。そもそも芸術作品、絵や彫刻を見て何かを感じて、何かを評する、さらにはそれをこれまでの芸術の歴史に当てはめるといった美術評論のはじまりというのはサロンにあると言われています。評論というのはもちろんコミュニケーションの延長にあるものでありますから、そこにはサロン文化が生ずるのだと言えるでしょう。