塩歯みがきは効果なし?

歯をみがくときに、歯磨き粉の代わりに塩を使うという話を聞いたことがないでしょうか? 昔の人は、塩を使って歯みがきをしていました。さらに、歯ブラシができる前は、竹の繊維などが使われていました。それもない場合は、塩を指につけて直接すり込むようにして歯みがきが行われていました。日本の手話では歯みがきは、指を横に動かすような動作をします。これは、塩はみがきの様子を現したものだと言われています。果たして塩歯みがきは効果があるのでしょうか?


根拠はない

塩はみがきに関しては効果を指し示す医学的な根拠はありません。それでも効果を考えてみると研磨剤としての効果が考えられます。歯磨き粉自体に塩が入っているものがありますが、塩の結晶が歯の表面についた汚れを削り落とすという効果はのぞめるかもしれません。さらに、塩は昔から場を清めるための素材として使われました。料理だけでなく、地面にまくといったことも行われています。塩を用いるにはそのような呪術的な効果も含まれていたのかもしれません。

塩分摂りすぎ?

塩はみがきは効果がないどころかデメリットになってしまうこともあります。塩は粘膜からも吸収されますので、塩はみがきを行うことは、そのまま塩分が吸収されてしまうことになります。場合によっては塩分摂りすぎということにもなりかねません。昔の人は農作業などで汗を流していたので、塩歯みがきは、塩気としてちょうどよかったのかもしれませんが、現代人は日常生活においても塩分過多なので、塩歯みがきをするとなったら、塩分摂り過ぎとなってしまうことは必至でしょう。

塩を使った歯みがきは昔から日本で行われてきました。しかし、現在にいたるまで医学的な効果は証明されていないようです。塩の結晶は研磨剤の代わりにはなるかもしれませんが、塩分を摂り過ぎてしまうという懸念もあります。塩はみがきの効果については、どちらともいえないというのが現状なのです。

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