速記は複数の方式がある?

速記という記録手段があります。現在のように音声や映像による記録ができる前から、聞いたことを特殊な記号によって表すものでした。


複数の方式がある?

この速記には複数の方式があります。より正確に記述するために多くの方式が開発されていったと言えるでしょう。中でももっとも知られているのは早稲田式の速記ではないでしょうか。これは1930年に開発されています。しかし、早稲田式より前に関西大学では山根式速記ができています。この他にも福岡大学の石村式、関西学院大学の中根式など多くの速記のタイプが登場しています。

なぜ統一しない?

そこでひとつの疑問が浮かびます。これらの速記はなぜ統一されないのでしょうか。そこには速記の目的があります。速記は「より速く、より正確に」が目標とされています。そのため別の速記の方式を、発展的に乗り越える、あるいは悪い部分を批判的に検証することで成り立ってきたと言えるでしょう。そのために、速記の方式を統一してしまったのならば、これまでの良い部分が無くなってしまうといったデメリットも生ずることになります。そこで、速記は各方式に分かれていると言えるでしょう。さらに、速記の対象は国会の会議ばかりではありませんので、それぞれのシチュエーションに合った速記の方法もあるのでしょう。

    
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