そこの「鈴木」さん、一体どれだけ「鈴木」のことを知っていますか?誰かに話したくなる苗字雑学

かつては日本で最も多い苗字とされていた「鈴木」姓。現在は、「佐藤」姓が日本で最も多い苗字ですが、それでも「鈴木」姓の方はたくさんいます。特に、関東圏に多いこの「鈴木」姓は、どんな苗字なのでしょうか。今回は、「鈴木」姓にまつわる雑学をご紹介します。


■苗字は日本でどのくらい?

そもそも日本には、どのくらいの苗字があるのでしょうか。日本には、苗字は27万種類近くもあります。これは、他の国と比べると非常に多いです。例えば、13億人という人口の中国でも500種類、韓国にも250種類ほどしかありません。ヨーロッパでも、全体で4~5万種類ほどです。日本に苗字が多いのは、「アベ」と呼ぶ苗字でも「阿部」さん、「安部」さん、「安倍」さんなどと異口同音の苗字が多いことが一因だとされています。

■「鈴木」姓は日本にどのくらい?

「鈴木」姓は日本の世帯数ではおよそ40万世帯ほどで、人口にしては200万人弱です。特に、東日本に90%、西日本に10%と関東、東北、中部に集中しています。逆に、九州では苗字ランキング200位以内に入らないなど、それほど多い苗字ではありません。

■「鈴木」姓のルーツとは

苗字の多くは地名に由来があります。けれども、「鈴木」姓は地名にルーツがあるわけではありません。「鈴木」姓は鎌倉・室町時代に誕生した苗字で、「わらや稲束を積み上げたもの。すすき。すすし」が語源になります。来年の豊作を祈るために、田んぼの穂積の高く積み上げられた稲束の頂点に立てられた一本の聖なる木を「鈴木」と呼んでいました。

■なぜ「鈴木」姓は多いのか

鈴木家は、稲に魂を込める大事な役割を担っていたため、農業には不可欠な存在でした。そのため、農民からは厚い信頼を得ていたため、多くの人が「鈴木」姓を明治時代に譲り受けたとされています。また鈴木家は漁業や航海術にも長けていたので、漁村にも大きな影響を与えていたと言われています。

「鈴木」という姓には面白いルーツがあったようですね。これを機に皆さんも自分の苗字のルーツを調べてみてはいかがでしょうか。

「日本に「鈴木」はなぜ多い?―日本最多の「姓」に秘められた逸話(秋場 龍一, 藤白鈴木会)」の詳細を調べる

    
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