焼酎甲類乙類の違いって?

焼酎を見ると、甲類と乙類という表記があります。中には甲類乙類混和といったものもあります。両者の違いはどのようなものなのでしょうか?


甲類は質が悪い?

一般的に甲類焼酎は値段が安く、乙類焼酎は高いというイメージがあります。そのため甲類焼酎を飲むと、安酒のため頭が痛くなる、二日酔いがひどいといったイメージがあります。実際にそうしたものはあるのでしょうか。

製造方式の違い

甲類と乙類焼酎の違いは製造方式の違いがあります。甲類焼酎は、連続式蒸留という方式が取られています。蒸留を繰り返すことにより高純度のアルコールが精製され、それを水で薄めたものが甲類焼酎です。アルコール度数は限りなく100%に近いため、焼酎そのものの風味というものは存在しません。甲類焼酎が苦手な人は、消毒液のようなにおいがすると言いますが、実際にその感覚は当てはまるものがあるでしょう。さらに甲類焼酎は低コストによる大量生産が可能になるので、その分価格が安くなっているのです。

乙類焼酎は?

それでは乙類焼酎はどのように作られているのでしょうか。この場合は、蒸留は一度で行われ、アルコールも45%以下となっています。乙類焼酎の特徴としてはアルコール以外の原材料の風味も生かされることになります。麦焼酎のシンプルな味わいや、いも焼酎のクセがありつつもすっきりとした味わいや、黒糖焼酎の濃厚な味わいなど、さまざまなバリエーションが楽しめます。甲類焼酎に比べて一度に生産できる量が限られるため、なかにはプレミアがついた乙類焼酎もあります。

ミックスもある

さらに市場には甲類焼酎と乙類焼酎がミックスされた焼酎も出回っています。甲類が50%以上のものは甲類乙類混和、逆に50%未満の場合は乙類甲類混和と表記されています。一般的に混和系の焼酎は、安い居酒屋チェーンのオリジナルブランドのボトルや、大容量のパック入りの焼酎などに見られます。

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