書道の段数はなぜ多い?

柔道、剣道、空手など日本発祥のスポーツにはレベルを示す単位で段があります。スポーツだけではなく書道においても段があるのですが、武道に較べて段の数がちょっと多いと思わないでしょうか?


「段」の秘密

例えば武道ならば五段や六段といえば長いキャリアを持つベテランが持ちます。しかし書道の場合、ずいぶんと若い人でも九段、十段なんて人がいます。書道も武道に同じく長い時間をかけて段を積み重ねていくものではないのかと思われるかもしれませんが、そうではありません。

書道の段がなぜ多いのかといえば、それは認定方法の違いです。

書道の判断基準はさまざま

書道の段というのは、それぞれの団体によって定めていいようになっています。書道には無数の団体があるので、認定方法もばらばらです。

流派の数だけ段の種類があるのです。さらには書道教室が段を独自に認定してしまうこともできるのです。そのため段をどんどんと積み重ねていく人が現れるのです。有名な団体の段でなければ公式な資格とは認められません。

一方で武道は、段を認定する協会もありますし、認定基準も定められています。つまり、段を重ねにくい環境があるのです。

例えば剣道では、段の認定審査では相手との打ち合いが課せられれます。この際、相手にただ勝てばいいというものではありません。相手を打ち負かしても、フォームが美しくなければ不合格になってしまいます。

    
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