衆議院と左右の位置

国会には衆議院と参議院があります。国会議事堂は正面から向かって右側が参議院、左側が衆議院です。いきなり質問をされてぱっと答えられる人はいないのではないでしょうか。中学校の公民科のテストでは出てきそうですが、その後の大学試験などは問われることがありませんから、意外と見落とされがちな知識です。さらに対象的な作りになっているので、見た目では双方の議員の違いというものはほとんどわからないようになっています。


なぜこの位置?

そもそも、国会議事堂はなぜ参議院が右側で衆議院が左側となっているのでしょうか。この位置というのは、正面から見た場合ですから、国会議事堂から見た場合には、参議院が左側で、衆議院が右側となります。この位置が関係しています。

左の方が上?

日本のマナーにおいて「左上右下」という呼び名があります。これは、さじょううげと読みます。名前の通り、左の方が格上という扱いです。日本の議会は二院制であることは変わりありませんが、参議院と衆議院ではなく、参議院の前進は貴族院でした。貴族院には選挙がなく、皇族や華族が議員をつとめていた。さらに参議院の任期は現在六年ですが、当時は終身雇用であり、一度議員になった場合は議員をずっと続けられました。端的に言ってしまえば「偉い人たち」がいるのが貴族院であったため、国会議事堂から見て左側に参議院が配置されたのかもしれません。

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