手ぐすねの、てぐすって?

よく「手ぐすねを引いて待ちかまえる」という言葉があります。この「手ぐすね」というのは何なのでしょうか。「手」は言わずもがな手のことをさしているでしょう。では「ぐすね」とは何なのでしょうか。何かの道具なのでしょうか。


手ぐすねとは?

手ぐすねの、ぐすねの語源は「くすね」という薬品のようなものを指します。これは松ヤニを油で煮て練り混ぜたものです。これは粘着質であり、弓の弦などに塗り込むことにより、より強度を高めるという効果があったようです。いわば「くすね」というのは武器をメンテナンスする潤滑油のようなものであったといえるでしょう。こうしたモノというのはケアをしていくことによってコンディションを万全に整えることもできますので、大切な行為ではあるでしょう。

そこから転じた?

そこから意味が転じて「手ぐすねを引く」というのは、敵が来る前にきちっと準備をして、立ち向かう覚悟を持っているということになるのでしょう。「手ぐすねを引いて待ちかまえる」という言葉には、相手を迎えうつ時に十分に準備をしておくという意味もあるといえるでしょう。これは別に戦国時代の戦いばかりではなく、現代のビジネスなどにも必要な態度ではないでしょうか。さらに、ものごとの基本というものは昔も今もそれほど変わっていないのだということがわかります。こうした、言葉ひとつとっても、生活の態度といったものが感じ取れるのです。

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