東大後期試験は小論文のみ?

2016年4月度入学から、東京大学で推薦入試が実施されることになりました。これにともない、これまで行われていた後期日程の試験が廃止されます。


推薦入試の内容は?

大学入学における推薦入試といえば、受験勉強とは関係なく、普段の生活態度や、スポーツや文化活動の功績が評価されるといったものを思い浮かべるかもしれません。ですが、東大の推薦入試は、ずいぶんとレベルが高く設定されています。例えば理科系の推薦入試では、数学オリンピック出場などの経歴が問われています。これだけ、すごい人ならば、推薦入試を受けなくても東大に受かるのではないかと思わせるほどの、かなりハイレベルであると言えるでしょう。

小論文のみ?

ですが、推薦入試導入によって廃止された後期日程もユニークな試験であったことは知られていません。一次試験としてはセンター試験があるのですが、その後の二次試験は、論文試験です。大学入試の論文試験というと、小論文を思い浮かべる人もいるかもしれません。与えられたテーマに対して、論点の整理や、知識や情報を整理して、自分の意見を書くというスタイルは、文章が得意という人には見合った試験といえるでしょう。ですが、東大の後期日程の試験は、小論文とはいえないものです。大学学部レベルの論述試験であるといっても過言ではありません。さらに、文化系の試験でも、経済学の試験では数学の要素が入っています。さらに理科系の問題では、総合科目が設定されており、数学や物理や化学などの知識がなければ解けない問題になっています。論文試験といっても、当然通常のペーパーテストの知識がなければ解けない問題であったことは確かでしょう。

ユニークな入試

高校の教科書レベルではなく、その知識をどう活かすかという技量が問われていたのが、東大の後期日程入試であったといえます。現在の推薦入試と同様の入試はすでに行われていたといえるのです。

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